yoshimi.'s Diary

よしみ.が過去にやってきたことに掃き溜めです

情報セキュリティ人生物語で遊んだ

CODE BLUEの会場でも販売(4000円ぐらい)されていたのですが、実行委員の@takesako 様のご厚意で頂けたので、遊んだときの感想等を書いてみました。

概要

 下記のリンク先より引用
https://codeblue.jp/2021/contests/detail_01/

《Cybercans:情報セキュリティ人生物語》は、親しみやすくキュートなすごろく型ボードゲームです。ゲームには Cyber Defense Matrix(CDM)のコンセプトが盛り込まれ、よくある攻防技術、情報セキュリティに関する事件(インシデント)や知識がマップに組み込まれています。プレイヤーは、CDM の概念を利用して適切な防御設備を選び、組織のために有効かつ全面的な情報セキュリティ防御を確立する方法について、ゲームで遊びながら学べます。

プレイヤー

 2~6名で遊べます。今回は私と同期、後輩の4人で遊びました。ちなみにこの中でセキュリティに関する研究やアルバイトを行っている人はいません。

ルール

 ざっくり説明すると、人〇ゲームの短縮版を周回(4週)して、最後にスタートした人が4週した時点で最もお金を持っている人(防御カードを一番持っている人はボーナス報酬貰える)が勝利です。途中の攻撃マス(人生ゲームでいう出費マス)に止まってしまうと何らかのサイバー攻撃を喰らって、損失が生じてしまいます。しかし、道中で集めた防御カードを駆使することで損失額小さくすることができます。他にもイベントマス(インシデント、ニュース)があり臨時の支出、収入、他プレイヤーの防御カードの強奪などが発生します。人生ゲームと違うのは、約束手形がないためプレイヤーが支払い等を出来なくなったらその時点で脱落する点と、最後の週は”攻撃”を受けたことによる損失額が2倍になる点、ゴールの順番に応じてのボーナスは貰えない点です。
今回は時間が無かったので、本来4週する部分を2週(2週目は損失額2倍)で行いました。

感想

 前半は防御カードがないので、攻撃マスに止まると割と大きな損失になります。しかも1回目のサイコロ振る段階(この時点では各プレイヤー防御カードを1枚 しかない)で2連続攻撃を喰らうマス(お盆集中攻撃期間マス)があって、鬼かよとなりました。1週目は全プレイヤー大丈夫でしたが、2週目で2人破産したので途中からタイマンでのボドゲになりました(2週だったからこうなったかもしれない)。また、最後に出発した人がゴールするまでゲームが続くため、最終的な防御カードの枚数が一番多い人がボーナスをもらえるので、最後の人が有利かもしれません(?)。
 2人破産したあとは、途中まで私のほうが優勢でしたが、同期の方は2週目に攻撃マスを一度も踏まなかった&情報セキュリティ業界に貢献して15,000$Get(インシデントマス)&最多防御カード保有のボーナスを取られて負けました。  ボードゲームとしては、収入が渋い人生ゲームといった感じでしょうか。また、ゲームを通してセキュリティについて学べるのかという点ですが、プレイヤーに1人情報セキュリティに関しての知識を持っている人がいたら、カードの説明に補足できるのでより楽しめると思います。もちろん、情報セキュリティに興味がある人同士でやるともっと楽しいだろうと思います。このゲームを通して得られる教訓としては、

  1. 攻撃を受けない(標的にならない)ことが一番
  2. 攻撃への備え(防御カードの準備)が大事
  3. 防御も偏りなく、多種多様な攻撃に対応する必要がある。しかし、コストをかけすぎると破産につながりかねない

以上、情報セキュリティ人生物語を遊んでみた感想でした。次は某365の同期や某キャンプの同期らとやってみたいですね