yoshimi.'s Diary

よしみ.が過去にやってきたことに掃き溜めです

SecHack365の優秀作品でCanSatをはじめてみた。

sechack365.nict.go.jp

 元々、僕はロボコンに取り組んでいるが、ロケット研究会と呼ばれる団体と部室を共有しているので、彼らの作っているCanSatに興味を持ったので今回作ってみた。Cansat(カンサット)とよばれるもので、空き缶(Can)サイズの模擬人工衛星である。

以下のリンク先を参照してCanSatを始めてみた。

github.com

 まずは基板の入手方法だが今回はSecHack365の修了生から余った基板を頂いた。(チート感)

 部品の入手方法だが気を付けてほしいのは三端子レギュレータで、100kinSATのリンクに貼ってあるやつを購入すれば問題ないが、この三端子レギュレータにはコンデンサ(47μF)が附属してあり、それも使うので三端子レギュレータはもっているから買わなくていいやと思っている人は気を付けてください。また、GPSセンサー、9軸センサー、マイクロSDカードスロットが不要な人は買わない分、安くできるのでそこは各自お好みで。モータは届くのに時間がかかるので早めに頼みましょう。また、購入したモータの端子には導線(電子ワイヤー)はついていないので秋月で買いましょう。はんだごて持っていない人は買うとき、温度調節機能のついたはんだごてを買うことをおすすめします。(HAKKOとか)パラシュート付けたい人はその部品もそろえましょう。(自分は作ってない)あとCanSatのしっぽ(スタビライザー?と言うらしい)には結束バンドで金属メジャーを切り取ったものを固定しているので金属メジャーが無ければ代替品を用意しましょう。スタビライザー付けない以下の図のようになります。

 開発環境のセットアップは書いてある通り。ArduinoIDEを今まで使っていてstm32duino、teensyduinoを使ったことある場合はライブラリが競合するかもしれない。

 さて、はんだ付けですが、「基板のはんだづけ」のページの最後に注意事項があるので絶対読みましょう。また、完成品の写真を見ないと分からない部分が多いと思うので自分が作ったやつの写真を載せます。(正しいのかは知らない、スペーサーのつけ方適当)

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 できたら、あとはサンプルプログラムを書き込みましょう。GPSセンサーは屋内だと使えないらしいです。そしてちょびっと頑張ればスマホから操作できるようになります。わからないことはTwitter:@_ymt_117もしくは@RocketSatsuma に質問すると答えてくれるはず。

 作った感想としては手のひらサイズで持ち運びやすくて愛着がわきます。自分も今度は回路設計からやってみたいです。